建設事業者の海外事業化支援(欧州・アジア等、2021-)
<お客様の業種・規模>
建設業(中小企業)
<お客様のニーズ・お悩み>
- 新たに海外に事業を展開したいが、自社に適した国の見極め方が分からない
- 有望と思われる国の商慣習や法制度、建築基準などの基本情報を把握したい
- 海外のパートナー候補企業や見込み顧客に自社の事業情報を発信したい
<支援内容>
- 経営者コンサルティングによる海外事業展開の内容・方向性の明確化
- 自社事業に適した海外展開の候補国(15カ国)の重要指標の把握と比較評価
- 絞り込んだ有望国(3カ国)の商慣習、法制度、建築基準等の情報収集
- 海外向けに自社事業をPRできる紹介資料の作成
<サポート期間>
約2ヶ月間
<支援成果>
- 社会・経済指標や市場の動向等に基づいて、自社に適した海外展開の有望国(3カ国)を選定
- 有望国の建設市場や現地パートナー候補企業等の情報を収集し、個別にコンタクトを取る準備が完了
- 海外の現地パートナー候補企業向けに自社事業をPRできる資料が完成
レポート
現在、日本の人口は減少傾向にあり、その傾向は中長期的に継続すると予想されています。この状況下、建設業のように人口数と市場規模の関連性が高い産業では国内市場が成熟から衰退に向かう中で、企業がこれまでに蓄積してきた知見や実績を活かす新たな市場として海外展開を目指す動きがみられます。
一方で、建物や道路などの成果物を現場で完成させる必要がある建設分野のビジネスモデルは、単純な物品やサービスの取引とは大きく異なり、非常に複雑です。事業構想の検討段階で収集・分析すべき情報も多岐にわたる上、海外市場において自社の強みがどのような形で活かされるかについても、様々なパターンが考えられます。
本業務では、はじめて海外展開に取り組む企業を顧客として、海外事業の内容と方向性を明確にするコンサルティングから、エビデンスに基づく段階的な有望国の絞り込み、特に有望な国における建設市場関連の情報収集、海外のパートナー候補企業向けの事業紹介資料の作成までをお手伝いしました。今後も、資料の多言語化や、現地企業へのコンタクト、オンライン面談等を継続的に支援予定です。